今更ですが、私、2016年の春にラッフルズクリニックで子宮内除去手術(そうは手術)を受けました。
この経験をブログに書いていいのか迷いましたが、私自身が手術前夜に“シンガポールで同じ手術を受けた方の経験談”にとても励まされたので、2016年版を残しておこうと思います。
少しでも、どなたかの励ましになれば幸いです。
手術当日
私は午後イチで手術を行うことになり、朝の6時から絶飲食と言われました。
朝食は6時までに、ノーフルーツ、ノーミート、ノーミルク。
ライトなBreakfastね!とドクターより念押し。
具体的にはトーストにお水、又はお粥のみとのこと。
(消化に時間がかかるものはNG)。
ということで、当日はAM5:40に起床。
トーストとお茶、ビスケットをかじりました。
その後、病院に行き10:30に12階のラッフルズウーマンズクリニックで内診。
「全身麻酔だから、必ず誰かに付き添ってもらうように」と言われていたので、夫に会社を休んで付き添ってもらいました。
こういう時、頼れる身内が夫しかいない海外暮らしはキツイですね~。
出張が入ってなくて本当によかった。
念のため最終確認を内診で行い、いよいよ手術が行われる階に向かいます。
ちなみに私を担当してくれたのは、ドクターチョウ先生。
クリリンみたいな先生です。
とっても優しくて、不安な表情の私に
「ダイジョブ、スグオワルシイタクナイヨ、シンパイナイ、シンパイナイ。」
と日本語でずっと励ましてくれました。
手術室がある階に移動すると、まず事前にデポジットをお支払。
3000$位だったと記憶しています。
(手術が怖くて悶々としていたのでお支払などは全て夫にお任せ)
名前を呼ばれて手術前の待合室のベッドに行き着替え、ナースの問診を受けます。
ナース「朝ごはん食べてないわよね?」
私「え、軽く食べたけど…」
ナース「え?食べたの?」
私「はい。ドクターがノーミルク、ノーミートの軽いものなら食べていいって言ってたから。トーストとビスケットしか食べてないけど。5:40位に」
ナース「ああ、それ位ならいいかな」
どうやらドクターは、
「早起きして、ちょっとでも朝食を食べなね」と気を遣ってくれていたようです。
その後、夫と別れガラガラとベッドを動かされ手術室へ。
この時はもう不安度マックス。
「全身麻酔が強すぎて二度と目が覚めなかったらどうしよう」とか、
「麻酔が弱すぎて意識があるままの手術で、激痛だったらどうしよう」とか色々。
今では笑い話ですがその時は本当に不安でしたw
いざ手術室へ。
ドクターチョウが入ってきて、
手を握り「シンパイナイ、スグオワルヨ。リラックス。シンパイナイヨ」とまた励ましてくれます。優しい〜(ノД`)・゜・。
で、麻酔が手から入れられます。
先生「カウントしていくよー、1、2、3、4、………」
と私が覚えているのはここまで。
パチッと目が覚めると、手術が終わりベッドに寝ていました。
「おおおおお、麻酔超ばっちり効いたんだああああ、
すげええええ何も覚えてないいいい」というのが最初に思ったこと。
まだ麻酔が抜けておらず、ボーっとしているのと目が全開できないですが、心配していた痛みは全くありません。
「麻酔が切れたらきっと痛みがおそってくるはず…覚悟…」
と思っていたのですが、その後も痛みはありませんでした。
ドクターチョウの腕がよかったんでしょう、
「もしかしたら残っている血がそのうち出てくるかも」と言われたんですが、
手術ですっきり出たのか、全くありませんでした。
ということで、心配していた麻酔のかかり過ぎor麻酔弱過ぎで激痛は全く無し。
無事終わることができ、手術後の痛みも全くありませんでした。
手術を終えて
日本で同じ手術を受けた方の中には、「麻酔が弱すぎて意識がある中で手術が行われた」とか「手術中激痛で大変だった」という方もいるようです。
さすがシンガポール、
痛みを全く感じることがないようにしっかり麻酔をかけてくれました。
考えてみたら、もし手術中に痛みを感じたらシンガポール人はクレーム入れそうだ(笑)
その点、シンガポールで手術を受けられてよかった!
ドクターチョウ、ありがとう(´;ω;`)
ちなみに、「手術後は子宮の中がキレイになって、妊娠しやすくなる」と聞いていたものの、期待し過ぎないようにしていましたが、手術から2ヶ月後に妊娠。
はやっ!と自分でもびっくり。
2017年春に無事次女を出産することができました。
手術を控えている方へ
もしこれを読んでいる方の中で、シンガポールでの手術前に不安になっている方がいらっしゃったら。
ネットで検索して、色々な経験談を読んで不安になって眠れなくなったりしていませんか?「どうして異国でこんな事に…」「日本に帰りたい。両親に会いたい」なんて思っている方もいるのでは。
私がまさにそうでした( ;∀;)
でも大丈夫!!シンガポールの先生は超優秀です。
下手に麻酔を嫌う日本の先生よりも、患者の精神的・肉体的負担が無いように考えてくれています。
私はシンガポールで受けられてよかった!と思っています。
(というか、自然分娩といい「痛みを我慢してなんぼ」っていう日本の医療はどうかと思うぞ!)
手術は一日で終わるし、明日の夜には自宅のベッドでゴロゴロしてます。
同じ経験をした人が何人もいます。きっと大丈夫!!がんばって!!
こんな駄文ですが、少しでも誰かの勇気づけになれば幸いです。
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