なんごくのブログ

シンガポール→マレーシアで暮らしていた元駐在妻。2019年夏に本帰国しました。おでかけ・グルメ・その他なんでも。

個人的に衝撃だった話2つ

最近、再び「英語を習得しよう!」という気になり、家庭教師をお願いしています。

 
その先生から聞いた、個人的にショックだった話2つ。
 
1つめ
「タクシーでどんなことを聞かれる?」という話になり、「いくつだ?とか、昼間は何やってるんだ、とか働きに出ないのか、とか聞かれる」と答えると、
「なななんだって⁉︎あり得ない!そんなパーソナルな質問をするなんて、なんて失礼なやつだ!君はそれに答えているのかい?」とのこと。
 
「えー、答えてた。シンガポールじゃ普通と思ってたんだけど…変なのこれって?」と言うと、「オーマイガー…」と言われました(笑) 
 
先生いわく、
 
•タクシードライバーはシンガポール人には絶対にそんな事言わない。(確実にタクシー会社に苦情が入り怒られるし、非常識過ぎる。)
 
•日本人はシンガポールのルールを知らない人が多いから、彼らは日本人なら大丈夫だろう、と甘くみている。
特に君は小柄だし、若く見えるからなめられているんだろう
 
•次回そんな事を言われたら、英語が分からないフリをして無視したらいい。
そしてライセンスナンバーの写真をコッソリ撮り、タクシー会社に電話するんだ。言ってくれれば僕がやる!
 
•もし何か言われたら、すぐに警察に電話するんだ。シンガポールの法は女性と子どもを守るためにとても厳しいから、誰も君の髪の毛にさえ触れない。怖がらなくていい!
 
 
 
との事でした。
 
 
「シンガポールのドライバーってフレンドリーな人が多いよね〜」なんて呑気に考えていた私には、衝撃の事実。
 
 
「え…そうなんだ…。コンドの家賃いくら?って聞かれたこともあるよ」 
とやや放心状態で言うと、
「オーマイガー…(本日2回目)」
 
また1つ、シンガポールのルールを学べました。
 
 
 
 
2つめ。
 
先生の奥さんはもうすぐご出産らしく、その話に。
 
「メイドは雇うの?」という私の問いに、「雇わない」という先生。
「へー、珍しいですね。奥さんも働いているならメイドさんいないと大変じゃない?」と聞くと、
 
 
•奥さんはとても忙しい職種だから、産まれてすぐに復帰する。
僕の仕事はフレキシブルだから、仕事の時間を減らして僕が育児をするつもりなんだ。
 
•奥さんは海外出張も多いけど、「僕がベイビーをみてるから、気にしないで行っておいで!」と言うつもり。
メイドに任せずに、僕自身が育児をやりたいんだよ!僕がみていれば、妻も安心して仕事できるだろう?
 
 
とニコニコとおっしゃる。
  
 
 
もうね、「…ユーアーブリリアント!!!」としか言いようがない。(使い方あってるかしら)
 
テレビやネットなどメディア上では、主に海外の、育児に積極的な旦那さんの話をよく聞くけれど、実際に面識がある方ははじめてで。
 
なんなら、「話にはよく聞くけど本当にいるのかねそんな人?」という都市伝説的な位置付けだったので、
「わー本当に地球上に存在したよ、こんな旦那さん!」という感じでした。  
 
ちなみに、この先生、英語の家庭教師は趣味の延長でサイドビジネス程度のもの。
本業もあり、決して「時間に余裕があるから、育児手伝うよ〜」って感じではありません。
 
日本の男性からこういうエピソードが聞けるのは、何年後かしら…と遠い目になってしまった私でした。
 
 
 
 
 
 

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