photo by なのか
治安が日本並みによく街並みも綺麗なシンガポール。最近日本のメディアで取り上げられることも多く、人気観光地となっています。
「今年の夏休みは家族でシンガポールへ行こう!」なんて方も多いのでは。
そんなシンガポール、在住3年目に突入した私が「ぶっちゃけオススメしない観光スポット」を選んでみました。旅行プランの参考になれば幸いです。
その1:マリーナベイサンズのショッピングセンター
Food Court @ Marina Bay Sands / Justin Hee
CHANEL、カルティエ、GUCCI etc...高級ブティックが並び、
お高級すぎて買えるものがありません。
フードコートも清潔感はピカイチですが味は普通。
価格はフードコート相場の約2倍。土日は激混みで席確保が困難。
雰囲気のいいTWGカフェがありますがオーチャードのIONにもあります。
(まぁ雰囲気はこちらの方が上ですが…)
ものすごく縦長にでかいショッピングセンターなので、
「一応…」とザっと見てまわるだけでも一苦労。
時間と体力は使ったのに、結局何も買えるものは無かった…
というオチになりかねません。
以前友人を連れていったらやはり
「なんだここ…買えるものがねぇ…日本の方が安いし」とつぶやいておりました。
■対策■
どうしてもここのTWGのカフェに行きたいの!という方はそこのみサクッと行き、
他はまわらずに次の目的地へ。
その2:ボートキー
Boat Quay in Singapore / alex.ch
名物料理「チリクラブ」や、シーフードのお店が川沿いに立ち並ぶエリア。
このあたりは客引きも多く、ボッタクリで度々問題になるお店もあるので、
シンガポール初心者の方にはオススメしません。
店の前に生け簀がありいいお店に見えますが、海老や蟹がグラム単位の値段で表示されているので、実際幾ら請求されるのかが分かりにくい。
そのへんを英語でキチンとコミュニケーションができる方以外は、
避けた方が無難です。
在住者はボートキーにチリクラブを食べには行きません。
(日系の美味しいお店がいくつかありますのでその時くらい)
チリクラブは、ロバートソンキーのレッドハウスや、
クラークキーのジャンボなど、味値段ともに納得の人気店に行くのが安全です。
(そこに行っても、グラムでの値段設定になるので
事前にしっかり値段の目安を握っておきましょう。
私は毎回「スモール クラブ‼スモール クラブでOk!!!」
と店員に言って小さい蟹を出してもらいます。大人3人ならスモールで充分。
その3:オーチャードの伊勢丹スコッツ
オーチャードロード Orchard Road / nekotank
日々の買い物でお世話になっているのでちょっと申し訳ないんですが、
ここは観光客が行くお店ではありません。
だって入ってるお店も置いてるものもほぼ在住日本人向けですから…。
多少はマーライオンクッキーやお茶などもありますが、全て高島屋で手に入るレベル。そもそも食品スーパーのスペースは狭いしね。
私、これまで2回ほど「(地図をさしながら)この伊勢丹に向かってるんですけど…」という観光客の方を道案内したんですけど、
正直「一体あそこに何を買いに行かれるんだろうか…」と思いました。
新宿の伊勢丹みたいな感じをイメージしてくるとガッカリするかと。
お土産のお買い物は、同じオーチャードの高島屋ですませた方が
時間も労力も節約になります。
その4:セントーサ島の水族館「シーアクアリウム」
IMG_3670 / beggs
ここをおススメしない方には条件があります。
それは、沖縄の美ら海水族館に行ったことがある方。
なぜなら一番の目玉、巨大水槽が美ら海水族館とほぼ同じイメージだからです。
メインの広場に入ると、一面ガラスの水槽の中で泳ぐ魚たち。
圧巻!まるで海の中にいるよう!…というのが売りなんですが、
初めて訪れた際「あれ、デジャヴ…?見たことあるわ」って思いました私。
ここの方が美ら海より大きいのでギネス世界記録を持っているんですがね。
でももちろん、子どもは大喜びですし、カップルはいい雰囲気になるでしょう。
なんといってもあのクソ暑いセントーサで一番の涼感スポットですから。
「えー、私、美ら海水族館には何度も行ったしそうなるかもー。
でも水族館には行きたいしー」なんて方は、
その5:日曜日のリトルインディア
Mustafa Centre, Little India, Singapore / travelourplanet.com
異国情緒が味わえて、ムスタファセンターという24H有名スーパーがあるリトルインディアは人気の観光スポット。
ただ、日曜日はマジでオススメしません。
何故なら、シンガポール全土のインド人(出稼ぎ労働者含む)がこのエリアに集結して凄まじいことになるからです。
彼らの体臭、目付き、威圧感は私たち島国の国民性では到底叶いません。
特に女性は露出が多い服装は避けた方がいいでしょう。
彼ら、容赦なく見てきますよ。
そして日曜のムスタファセンターは買い出しのインド人ファミリーでごった返しますので、すれ違うのもやっと、なんてことも。
出稼ぎ労働者の方のお休みが日曜なので、土曜の方がまだマシですが、
このエリアは平日に行きましょう。
一応真面目なことを言っておくと、シンガポールで2013年に、40年ぶりに暴動が起こったのはここリトルインディアです。
■対策■
平日に行く。
服装は露出を避ける。スリに注意。
その6:日曜日のラッキープラザ(オーチャード)
Lucky Plaza. / Marionne_
オーチャードの一等地にありながら、中に入ると一気に雑多な雰囲気になるショッピングセンター。
3つで$10、4つで$10などのチープなシンガポールお土産が販売されています。
フィリピンの方向けに商売をしているショップが並ぶので、
日曜になるとフィリピン出身の人たちの憩いの場に変身。
フィリピンからメイドとしてシンガポールに働くために来ている方々は、
ほとんどの人が日曜日がお休み。
リトルインディアと同様、全シンガポールから集まっているのでは…
と思う位ビル内がごった返すことも。
また、1階に多数あるスマホ販売店は、シムリムスクエアより件数は少ないながらも、クレジットカード詐欺があると聞きます。
「iPhoneが安いよ」なんて言葉にはご用心を。
有名なお土産店「チョーさんのお店」や、ゴットハンドと呼ばれる「ハマさんのマッサージ店」もあるので、そこに行きたい場合は平日が無難。
その7:シムリムスクエア
Sim Lim Square (2) / 4nitsirk
「シンガポールの秋葉原」と呼ばれる、電気店だらけの商業ビル。
PCパーツなどはここに行くと手に入り便利ですし、普通のお店が大半なのですが、
一時期、旅行者をカモにしたiPhone詐欺を悪徳店が行い、大騒ぎとなりました。
(iPhoneの料金の他に、保証代金などを別途請求する。
クレジットカードをきってしまった後に気付くももう遅い、というケースです。)
今でも、「iPhoneを安く修理するよ~」
などと言っておいて追加料金を徴収するなど、トラブルはある模様。
電気店以外は特に無いビルなので、物珍しく見学に行く以外はおススメしません。
あ、でもここの地下のフードコートは安くて美味しいです
(普通に美味しい、という意味です念のため)。
近くを寄った際にご飯を食べるのはいいかもしれません。
おかずが選べるエコノミーライスが、おかず2種+ライスで$2代とかです。
次点:カッページあたりの路面マッサージ店(オーチャードエリア)
旅行者のアテンドなどで計50回ほど色々行った夫曰く、
「適当にマッサージをならったおじちゃんおばさんが、
適当に揉んで終わることがまぁまぁある。値段は日本より少し安いだけだし」
とのこと。
チャイナタウン、ラッキープラザなどの
評判のよいマッサージ屋さんを調べて予約するのが吉です。
以上、ぶっちゃけオススメしない観光地7つをご紹介しました。
シンガポールは狭い国ですが、せっかく観光するなら効率的にまわりたいもの。
そして「ガッカリだわ~」なんて残念な思い出は少ないにこしたことはありません。
余計な労力、ストレス、時間を消費しないで楽しく過ごして頂きたいなと、
一在住日本人として思っております。
今回の情報が少しでも皆さんの旅行の参考になれば幸いです。
もし何かご質問があればコメントをどうぞ!
シンガポール観光に関する記事はこちら↓
にほんブログ村
ランキング参加しております。
クリックありがとうございます。